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滅多に映画館へ行かない私ですが、物流業界が舞台になっている映画が話題になっていることを

耳にし、少し出遅れましたが、鑑賞してきました。

その映画は「ラストマイル」です。

この映画は、シェアード・ユニバースと称される人気ドラマ「アンナチュラル」と「MIU404」とのコラボレーション企画で、

石原さとみ、綾野剛、星野源をはじめとする2つのドラマの出演者がそのままの役柄で出演していることもあり、

話題になっているようです。

内容は、現代の社会問題である「物流クライシス」に対して、世界的ＥＣサイト運営者、倉庫管理者、運送業者、

実際に物を運ぶ個人配達員といった多くの関係者が、「物流を止めてはならない」というミッションを果たす為、

心身ギリギリの状態で、もがく姿が描かれています。

当社に宅配業務はないものの、同じ業界に身を置く者として、共感する点や考えさせられる点が非常に多かったです。

とくに「運ぶ」ことについては、今後もドライバーさんに依存することになるものの、大きな負担をかけるわけにいかない。

この点は、非常に難しい共通のテーマです。

この映画を観るきっかけは、人によって、さまざまかも知れませんが、批評的なこの映画がヒットすることによって、

少しでも多くの人が、インフラを支える身近な物流やドライバーに目を向けてもらえる機会となり、

社会問題の解決に繋がればうれしいなと思います。

機会があれば、ぜひ観に行って頂きたいです。