救急救命訓練を体験

研修

秋の全国火災予防運動に合わせ、昨年は水消火器をお借りし消火訓練を行ないましたが
今年は少し指向を変えて、人命救助のための講習を企画しました。

地域を管轄している、尾三消防本部に相談したところ出張講習も実施頂けるとのことで
当日は救急隊員を派遣いただきました。

手順としては、次の通りとなります

①倒れている人を発見したら、安全な場所かどうかの確認
 安全な場所への移動

②反応(意識)の確認
 「大丈夫ですか?」と耳元で3回呼びかけ、肩を軽くたたく
  身体の動きを確認し、反応なしと判断

③助けを呼ぶ
 周りに人がいれば、直接「○○さん」「あなた」と指名し119番通報とAEDを要請する

④呼吸の確認
 胸の動きを10秒以内で確認し、呼吸なしと判断

⑤胸骨圧迫
 1分間に100から120回のテンポで1セット30回圧迫する
 (ドラえもんの主題歌「あんなこといいな♪」のテンポを参考に)

⑥AEDを使用する
 心臓を挟む位置、右胸と左脇腹にパッドを装着


 装着前の注意する点
 ・肌が濡れている際は水気を拭く
 ・湿布が貼ってあれば剥がす、金属ネックレスは外すか触れないようにする
 ・ペースメーカーを装着かどうか確認し、パット装着位置を変える

 あとはAEDが自動検知し、指示通り操作する

 今回の講習で初めて知ったこと
 心臓が完全に停止してしまうと、AEDであってもどうすることも出来ないそうです💦

⑦到着した救急隊員に引き継ぐ

参加者一人ひとりが実践形式で参加できましたので、記憶に残りやすい講習でした。
一部、AED訓練の経験者もいましたが、いざという時の不安が無くなったと好評でした。

お忙しいなか消防隊員の方、講習を開催いただき、ありがとうございました。

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